ただ、最も優れた環境以外からは何も学ぶことは無いと言うことはありません。世界各国では様々に違った考え方や方法で物事が行われています。日本と海外の両方の考え方、方法を知っておけば、問題を解決する手段として選択の幅が広がります。
内容は個人的理由から、理工学系、博士課程の留学に偏ると思いますが、フランス留学の魅力について伝えていこうと思います。
- なぜ留学するのか
海外で学ぶという選択肢は、違った文化で育った友人と議論し、違った考え方・価値観を学ぶということなのです。上に述べたように、グローバルな環境での協調は重要性を増していて、この傾向は当面変わらないでしょう。
- なぜフランスに留学するのか
- 拡大するEU
ユーロの導入によって、ヨーロッパは単一市場としては、アメリカを抜いて世界で最も巨大な市場となりました。フランスは、単独では世界において優位な立場 を取れないことも手伝い、EUをにおいて指導的立場に立ち、EUを背景として世界で大国として振る舞う戦略を指向しています。
- 不足するEU人員
フランス人およびヨーロッパ的な考え方を学んだ学生の知恵は、多様化 する世界において必要となる多様な能力を補うことに一役買うことになるでしょう。
- フランスの教育(学費、質)
日本とフランスの教育で最も顕著な違いは、システムと学費だといえます。この二つについて述べた後、フランス教育の質の高さについて書いていきます。
- 考え方の差異
少し主観的にフランス留学の魅力を見ていこうと思います。つまり僕の考えるフランス留学の利点です。研究の進め方の差異と、議論における差異について紹介します。
- パリの生活(仕事、食、休日)
僕個人の意見としてのフランス留学への考え方です。気楽に読んでいただければと思います。話題としては、仕事、食事、休日についてなどです。
- 留学するのにフランス語は必要か
個人的には、例えば博士課程のように長期でフランスに滞在する学生は、フランス語を覚えるべきだと考えます。ただし、その国の言語を習得しない人を非難する気はありません。ただ言語を習得すると手に入れられる効果については知っておくと良いでしょう。
- 将来フランス語は使えるのか
学生が海外に出る際には、英語の読み書き会話はきっちりとできるようになってから出てほしいと願います。しかし、世界は英語だけでは無いことを知っておくことは重要です。
- フランス留学の最終決断の背中を押したもの
海外留学につきものの不安を最終的に振り切った経緯について書いています。
- 他人のポジティブな行動が自分のポジティブな行動を引き出す
留学の不安を振り切った最後の決め手の一つは友人達の日本での生活を見て感じた「がんばれば何とかなる」でした。これがこのブログを始めたキッカケとなりました。
- 海外で学ぶ利点と日本で学ぶ利点
なるべく早く海外に出た方が良いというアドバイスもあるみたいですが、海外と日本の両方の利点を考えてみることをおすすめします。