2010年6月3日

オタクの祭典・第8回 Epitanime 2010に行ってきた

5月末の金土日(28, 29, 30)で行われたEpitanimeというオタクの祭典に行ってきたので、様子をレポートしていこうと思います。去年の7月に行ってきたJapan Expo Parisはヨーロッパ最大の日本祭(第10回 Japan Expo Paris 2009行ってきました このエントリーを含むはてなブックマーク)ですが、こちらはEpitaというエンジニア学校内で行われるため、少し学園祭のような手作り感を漂わせている日本関連の祭典です。

Epitanime(エピタニメ)とは

WikipediaによるとEpitanimeとは、フランスのジャパニメーションの祭典としては最も古い祭典のうちの一つで、今年で8回目を迎えます。来場者は7千人〜8千人だと言われています。エンジニア学校のEpitaの学生が主催しています。古くはEpitaのアニメーション祭りなどと呼ばれていましたが、2004年からEpitanimeという名称が定着しました。入場料は8ユーロ。最寄りの駅はPort d'italieです。Place d'italieではないので間違えないように(僕は間違えました)。行ったのは最終日の日曜日でした。

フランスのエンジニアは社会的地位が高い このエントリーを含むはてなブックマークでも書きましたが、エンジニアはエリートが多いのですが、wikipediaによるとこの学校は型にはまらない(atypique)学校のようです。まず、フランスのエリート校はほとんどが公立ですが、この学校は私立の学校です。それでも、情報通信分野ではフランスで5本の指に入る学校だと言われています(参照)。

Epitanimeの公式サイトはこちら .: Epitanime 2010 : XVIIIème Convention de l'Animation :.

コスプレ

コスプレ率はJapan Expoよりもかなり高い印象でした。Japan Expoの方は、日本に興味がある一般人も来ますが、こちらはかなり日本のアニメにどっぷりな人たちが来ているような印象です。来場者数が20倍ぐらい小さいせいか、濃い人たちが凝縮されているように感じます。マニアックなアニメを真似ていて元ネタがわからないコスプレも多かったです。




子供もちょくちょくいましたよ。コスプレしてる子供もいました。
高解像度でたくさんの写真がもう既にアップロードされています→Cosplay libre et la convention

コスプレ大会

Epitanimeの盛り上がりポイントだと思われるコスプレ大会です。コスプレ大会には個人の部とグループの部があって、劇をやったり踊りを踊ったりしていました。


なかなか盛り上がっていましたが、グループの部の最終組で、盛り上がりが最高潮に達しました。なんと劇場でコスプレの男性がコスプレの女性に結婚のプロポース!壇上で結婚が決まっていました。



個人の部の写真→Cosplay Individuel
グループの部の写真→Cosplay Groupe

Youtubeにも大量にEpitanime 2010の動画がアップロードされていました。下の動画はゲームKing of Fighters XIのコスプレです。


Epitanime2010・コスプレ大会の動画→Youtube

のど自慢大会

のど自慢大会では、アニメに限らずJpopを歌います。ネイティブ並みに日本語の歌詞を歌っていてびっくりします。





パラパラ

コスプレ参加者が集まってパラパラを踊り始めたところ、周りにいたかなりの人たちも踊れるようでした。この曲はJapan Expoでも聞き覚えがあったので、流行っているのかと思い調べてみました。どうやらTR4KS Para Para Angels(PP4KSPPA)というパラパラを踊るグループの”CoinCoin Pouet Pouet”という知られた曲みたいです。歌っていることは、”ホウキして、ホウキして、トレイを持ち上げる(Tu balaies, tu balaies, tu remontes... les plateaux !)”と踊りを指導する部分と、「クワンクワン、プエップエッ」というアヒルの鳴き声であまり意味はなさそうです。




Epitanime 2010でのTR4KSPPAのレポート→TR4KSPPA

BGM当てクイズ

始まりだけ聞いて何番がどのアニメの音楽か当てるゲームを壇上の6人でやっていきます。新旧の少年アニメ、少女アニメが混ざっていましたが、ほとんど当てた猛者がいました。アニメは、NARUTO、デスノート、ワンピース、ブリーチ、テニスの王子様、GTO、ウィング・ガンダム、エヴァンゲリオン、カウボーイ・ビボップ、るろうに剣心、紅の豚、攻殻機動隊イノセンス、AKIRA、少女革命ウテナ、もののけ姫、ラブリーコンプレックス、彼氏彼女の事情、フルーツバスケット、セーラームーン、ふしぎ遊戯などでした。


ゲーム

ファミコン、PCエンジンなどのレトロゲームから最新のWII、X-Boxまでありました。どこから手に入れたか、アーケードゲーム機もありました。プロジェクタで映した8人対戦のボンバーマンはかなり白熱していました。



カラオケ

カラオケには1)一人がマイクを持って歌う部屋と、2)皆で合唱する部屋と2種類ありました。アニメの歌を歌うのですが、フランス語の歌にかわっているアニメと、日本語のままそのまま歌うアニメと2種類ありました。どちらも結構歌えていて、びっくりします。ローマ字で歌っている箇所を表示する所は学生が作ったのでしょうか。さすが情報を学ぶ学生だけあって、きれいなエフェクトを使って歌いやすく編集されているのが印象的でした。こういうのは大規模なJapan Expoではできない手作り感で面白いですね。



漫画

地下室は日本のいろいろなものを販売するスペースになっていました。漫画の販売もしていました。

フィギュア

フィギュアの販売。


囲碁・麻雀

囲碁と麻雀をするスペースがあって、少数ながら楽しんでいる人がいました。



同人誌

同人誌はフランス語ではDojinまたはFanzineと言います。パリにいる絵描きさんのように机を出して漫画を描いているところを見せています。



同人ゲーム

同人ゲームをするスペースもありました。というかここは、PCを使った授業をする教室だろう〜って感じですが。Salle DiGiCraft et doujin games - Tournoi Melty Bloodに説明があります。Melty Blood涼宮ハルヒの激闘がインストールされていたようです。Wikipediaによると涼宮ハルヒの激闘は発売中止になっているそうですが、ほそぼぞとフランスで楽しまれているのかもしれません。






フランス語圏・SOS団

brigade SOS Francophone(フランス語圏・SOS団)というのがあって宣伝していました。公式サイトはこちら→http://haruhi.fr/
こちらを見ると、少なくとも2年間ぐらいはいろいろ活動しているみたいです。



ファッション


雑貨


駄菓子


寿司


日本専門TVチャンネル・NOLIFE

名物リポーターのスズカさんがファンサービス兼販売員をやってました。

まとめ

EpitanimeはJapan expoと比べると20倍ぐらい小さいので、いろいろなところに手作り感があふれていました。その分、来ている人の濃さが凝縮されているように感じます。来ている人はみんな楽しそうにしているので、自分もだんだん楽しくなってくることが請け合いです。5月末にフランスに来る方は、一瞬参加してみるのも手かもしれませんね。

惜しむらくは、日本でコミケに参加したことがなかったことですね。日本にいるうちにいろいろなことを経験しておくべきだとフランスに来てから痛感するようになりました。もし経験したことがあれば、日本の本場も知った上で感想を述べたりできるようになったはずなのになと思います。同じく、相撲、落語、歌舞伎などなど、日本にいれば一日費やせばいつでも体験できたのにしなかったのも、オペラを見たときにちょっと後悔しました。比較して語ることができないからです。教訓としては、「海外に来る前に日本文化はできるだけ経験しておくこと」でしょうか。
追記:
今年のJapan expoは7月1日から4日まで

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