2009年12月8日

フランスの移民政策は成功しつつあるという認識


Provins, France
フランスの移民政策は失敗だったと結論づけられることがあります。夜間外出禁止令が発令された2005年パリ郊外暴動事件など移民関係の問題が山積しているからです。僕も渡仏するまでは、フランス人は自国に誇りを持ってそうだし、プライド高そうだし、他文化を許容することができないのかな、なんて考えてました。それは、まったく違っていて、フランス人は他文化にかなり寛容なことが分かってきました。

フランス人の中には、白人の他にも黒人、アラブ系、アジア系、南米系など様々な人たちがいます。職場では彼らと留学生が混じり合って仕事をしていますが、フランス人とそれ以外を隔てる壁を感じることは少ないです。フランスは人種や文化の交流がうまくいっている国だと感じます。いろいろな肌の色や髪の色の子が、物心ついた頃から学校や公園で一緒に遊んでいるのを見ると次世代はもっとうまくいくんだろうと、想像できます。

日本の移民問題で、フランスの移民政策の失敗を教訓に日本は移民をやめた方が良いという論調もありますが、これは全く違います。日本とフランスの置かれている状態が全く違うからです。日本がフランスのように移民政策をとったら、フランスの成功(失敗?)レベルまで達しないは明白です。

他国のニュースは深いところまで伝わらない

実際に暮らしてみた感想とニュースで伝わるフランスの姿が一致しないのには、他国のニュースが深いところまで伝わらないことが挙げられます。実際にフランスで暮らしていると、フランスの移民政策は成功しそうだという感触が伝わってきます。しかし日本のニュースでは全く違った印象で伝えられました。例えば、下の書では2005年パリ郊外暴動事件の発生した現場を見物に行った著者が以下のように書いています。
[書評] 日本とフランス 二つの民主主義
実際、危険も恐怖も何もなかった。私自身はごく普通に過ごしていたし、当のフランス人たちもまた、少なくともそのほとんどは、ごく普通に生活していたと思われる。しかし、日本の家族や友人からの電話やメールに、私は大いに驚かされた。日本での報道を見た人々は、フランス全土がまるで混迷するイラク顔負けの内戦状態にでも陥っているかのような印象を受けたらしいのだ。(p. 180)
このときは1が月半ぐらい続き、車はたくさん燃えたらしいのですが、人への攻撃はなかったそうです(老人が群衆に巻き込まれてなくなったそうですが)。事件が移民政策の現状を表しているのは確かなので、社会学者は詳細に分析するでしょうが、多くの一般人には大したことじゃないというのが、感想だと思います。

また、日本の大したことがないニュースが拡大されてフランスに伝わることがあります。2006年の大雪では転落事故などで1ヶ月で50人が亡くなりました(ニュース)。このときフランスでは除雪作業のための自衛隊派遣など検討することが伝わり、日本にいるフランス人の家族からは心配の連絡が入ったそうです。実際には関東にはうっすらと雪が積もるくらいで危険も恐怖もなかったのです。

文化が混ざり合ってできた国、フランス

フランスが他文化に寛容なのは、フランスは欧州大陸の中央部にあり、昔から文化の交流が盛んだったからでしょう。紀元前から、ローマ人、ガリア人、ゲルマン人との混血が進んできました。「ローマ帝国の支配に組み込まれたガリア諸部族はローマへの同化が進み(ガロ・ローマ文化)、やがてゲルマン人とも混血が進んで、後のフランク王国・フランスを形成していった。wikipedia)」。また、フランス共和国という国民国家が成立したときにも、ほとんどイタリアだったニースや、ほとんどドイツのようなアルザス、独立していたブルターニュなどを版図に組み込んでいます。それぞれが別の言語(パトワ、方言みたいなもの)でしゃべっていたため、時には標準フランス語をしゃべるように強制されたりしました。なんと、この100年で5分の4の人が言語をフランス語に変えたそうです。
[書評] フランス三昧
フランスはヨーロッパで、いやおそらくは世界で唯一の、この一〇〇年以来人口の五分の四が言語を変えた国である。(P.163)
植民地との文化の混ざり合いなど、異文化交流には日本の状況では考えられないほどの量と期間が費やされています。フランス、あるいは多くの欧州では、ある日突然、生まれも育ちも考え方も違う隣人が来るという場面が繰り返されてきたのです。こういった交流の中から醸成された他文化と共生する空気は移民に心地良い物だと考えられます。

移民問題は試行錯誤の連続

移民問題は成功したらそれでおしまい、失敗したらそれでおしまい、ではありません。長い努力の上に少しずつ良い形を作っていくような物です。そう言った意味では、他国の移民政策を成功・失敗と言い切ってしまうのは移民問題をよく分かっていないと思います。

移民は違う人種、背景、宗教、考え方の人間が同じ場所で生活することになります。人間で例えるなら移民問題は結婚のような物ではないかと思います。どちらも「育ってきた環境が違うから〜好き嫌いは否めない〜」と言うように、誰もが順調じゃないことを予想して、それでもお互いに理解し合いたいというように考えます。結婚を死別や離婚などの結果が出る前の過程の状態で、成功だった、失敗だったと結論することに意味はありません。喧嘩して上手くいってないように見えても、理解し合うための過程であるかも知れないのです。同じように移民政策でも、問題が表面化しても、それが上手くいくための過程であることもあるのです。

まとめ

日本ではフランスの移民政策は失敗と位置づけられますが、住んだ感想でフランスの移民政策は成功しつつあると確信しています。確かに問題はたくさんありますが、成功するまでの過程に過ぎないと感じます。フランス人だったら必ず解決できるに違いありません。フランスには紀元前からの文化交流の歴史があり、不和や対立を経て醸成されてきた他文化理解の空気が存在します。この点は日本とは全く違うところです。「フランスのように失敗するから」日本は移民をやめた方がいいのではなくて、「フランスほど上手くできないから」とした方が実情にあうと思います。

(日本の移民についてはまたの機会に)
追加
書きました。

20 comments:

花園 祐 さんのコメント...

 私は日本の少子高齢化を考えると出来れば今すぐにでも移民受け入れを図るべきだと考えているのですが、この日本の移民を考える上で日本人はフランスの例ばかり気にしすぎているのではとこのところ感じます。Sophieさんもこの記事で書いていますけど、フランスと日本じゃ全然環境も立ち位置も違うのだから、フランスが失敗したからとか成功したからとかじゃなくて、日本で移民を成功させるためには何が必要かを考えるのが今必要なのではないかと思います。

 少なくとも、日系人だからという血統主義での移民は早く見直して欲しいですね。

匿名 さんのコメント...

反対です。

移民を受け入れるくらいなら、精子バンクを開放的にしたり、2~3人の子供を出産した世帯への支援を行ったほうが効率的だと思います。


でも、無差別に多くの外国人を招くのではなく
その国の上位層(頭脳・資産etc)などを招くのならば賛成です。

また、その場合は日本への忠義心を持っている人のみに絞るべきです。

これは日本人にも言えますが、自国への誇り、愛を持っていない人間はゴミです。カスです。こういう人間どもは負の遺産にしかなりません。

以上

Madeleine Sophie さんのコメント...

花園さん、
フランスは日本とは本当に違う国ですからね。同じく移民関係の教訓も多くは役に立たないと思います。

匿名さん、
日本への移民についてはまだ書いていませんが、書いたら改めてコメントよろしくお願いします。

NGT さんのコメント...

> 移民問題は試行錯誤の連続

移民問題に限らず様々な政策は試行錯誤を繰り返して良い物になっていくものなんでしょうね。ただ、一旦決めてしまうとどちらかの方向に傾いていってしまう問題の場合は慎重を期する必要があるんでしょうけど…。

laissez faire さんのコメント...

ご指摘されるとおり歴史的に人種の交流が盛んであった国と奇跡的に数千年以上同じ民族で築かれたコミュニティではかなり前提が違ってくるでしょう。

日本は加速度的に進む少子高齢化から移民政策で経済的なレベルを保とうという動きはひとつの有力な解決策だと思われます。
しかし同質、横並びを好む日本人気質では自国民ですら異質な考えの人間は排除されやすい。ましてや外国人の受け入れは近年の記事を見ても非常に高いアレルギーを持っているようです。

また宗教心を持つものが少ないので、オランダやドイツなどのムスリムとの軋轢然り日本でも宗教の扱いにかなり悩まされそうです。

とにかく日本では異文化の耐性がないため移民政策は非常に難しいと考えられます。

ただし、どうやっても世界はグローバル化しているのですから日本がいつまで鎖国の様な体質でいられるのかは疑問です。
この大不況でドメスティックな企業もようやく世界に目を向けざるをえないようになって来ているようなので、追い詰められれば国民の意識は変わるかもしれません。

android さんのコメント...

日本人の移民政策への考えをフィリピン人一家の強制退去の件を参考に考えるのは無理があるのではないでしょうか。

この件は明らかな違法行為でしょう。
それについて、厳しい考えを持つ事で外国人に対して非寛容と結論付けるのは説得力に欠けると思います。

法律というものは、物事を公平に裁く為に、敷かれたものであって、その法律が感情論によって左右されるようであれば、法律の存在意義が問われます。

また、異文化耐性が日本人には備わっていないといわれていますが、果たしてそうでしょうか。

私はそんなことはないと思いますよ。
まして、宗教の考えに至っては寛容な民族に入る部類ではないでしょうか。

私は移民政策は慎重に判断をすべき政策だと考えています。

今の日本に移民を受け入れる体制が整っているのか、またその事により、国民の生活が不安定になるようであれば、急かすべきことではないでしょう。

匿名 さんのコメント...

日本社会が外国人に閉鎖的なのは事実だと思います。
ただ興味深いのは、そのような閉鎖的な社会の中でしっかりと根を張り生きている人たちがいるということです。
新大久保などでは日本に来た外国人労働者向けの事業が外国人によって展開され、それが日本人向けにも展開されていたりします。ジャーナリストの石井光太さんが現在取材と出版を考えています。http://www.kotaism.com/
政策的な論争よりも、実態を正しく把握して、必要な措置を行う方が適切ではないでしょうか?日本社会を無理やり変えるのも、日本社会に適応した人たちだけを選別するのも無理があると思います。日本に現在住んでいる外国時の中で、比較的適応出来ている人たちの事例を踏まえ、彼/彼女らの声に耳を傾けれるべきと考えます。
もう既に日本社会の中には「日本国籍」でない人たちのコミュニティーが存在しているわけで、まずはそれを認めることから始めるべきではないでしょうか?そしてそのようなコミュニティーとの上手な付き合い方を模索するべきではないでしょうか?

匿名 さんのコメント...

日本が閉鎖的?
確かに欧米諸国と比べればそうかもしれない。

ただ、アジアという枠組みの中で考えれば開放的なのが事実。

そして、欧米諸国・アジア諸国との地理的な違いを考慮にいれていないのが滑稽だ

匿名 さんのコメント...

移民を受け入れるなら、不必要になったときに祖国に送り返すまで、をセットにしたほうがいいと思います。

景気がいいとき、労働力が足りないときならまだしも、今のような不況期にあっては、せっかく連れてきた移民も不良在庫になるだけ。数少ない労働市場を巡って、現地人と対立するだけであって、お互いにとって不幸でしょう。

ap さんのコメント...

質問させて下さい。

よその国の人を招き入れる政策をとる背景には、それまでの自国には足りない‘何か’を得るためにとられた方策だと思うのですが、sophie さんのおっしゃる『フランスは成功しつつある』というのは、フランスはそれ以前に欠けていた何を得つつあるのでしょうか?

Madeleine Sophie さんのコメント...

皆様コメントありがとうございます。関連するエントリを執筆して答えようと思います。よろしくお願いします。

匿名 さんのコメント...

 フランス国王の妃を外国の王室から迎える等、
文化的に近しく、国境を歩いて越えられる社会
が永年醸成してきた国家。
植民地の国民や文物を受け入れてきた近代史。
日本とは比較にならないでしょうね。
サッカーフランス代表がいい例ですよ。
 同じ欧州の島国のイギリスもドイツから王族を
迎え入れたり、植民地のインド、香港、ジャマイカ
あたりの移民の歴史があり、スコットランド、ウェー
ルズ、問題のアイルランド等、近隣から世界中に
殖民国を持っているほどの連合国家だから、比較
対照に成り得ません。
 敢えて欧州に日本それを求めるならドイツの移民
政策のほうが妥当だと思います。参考になるのが、
トルコ人移民の問題です。文化や宗教問題等で、
日本が参考にし得る良いケーススタディだと思われ
ます。
 その点、労働力輸入問題で巧くやってるなと思わ
せる意外な国がアジアにあります。シンガポールで
す。ある意味、人権無視と言えるほどに徹底してま
すよ。あれなら、ドイツにおけるトルコ人問題なんて
起きようがないでしょうね。

匿名 さんのコメント...

日本が最も参考にすべきは、過去日本のとってきた移民政策と愚考しますが。
キリシタンしかり、明治・昭和期しかり。
なぜ失敗したか、根付かなかったか、あるいは、部分的にどう成功したか。
「閉鎖的」とのレッテル張りは単なる思考停止に過ぎません。

DODOLELA さんのコメント...

この話題、フランスでは、本当に旬ですよね。そもそも、大統領自身が移民二世の国ですし。この話題でフランス人とは30分はしゃべれます。是非第二弾、第三弾の記事を書いてください。

いつかの朝観たTV番組と、移民博物館の説明員いわく、フランスに3ヶ月以上住んでいる外国人は移民として定義されるらしいですよ。私自身もフランスの定義では「移民」の身分なので(苦笑)、フランス当局の移民政策にはもっと敏感にならねばと思う今日この頃です。

eco さんのコメント...

もし機会がありましたら、フランスには日本でいう逆差別や差別派といった考え方があるのかもお聞かせください。人種、女性、同和問題などありとあらゆる差別問題をタブー視するため、権力者によって作られたものなのでしょうか。

匿名 さんのコメント...

あなたはフランスにとって外国人ですよね?
外国人であるあなたが感じるのと、フランス人(本国人)が感じるのとでは、当然、違うのではないですか?外国人であるあなたが、フランスの移民政策は成功していると、客観的に評価できると思っているとしたらそれは傲慢ではないですか。フランス人の気持ちを直接取材してください。

匿名 さんのコメント...

日本生まれ、北米育ち、現在はフランス在住、フランスの夫がいますが、やはり、感じる側が外国人かそうでないかで違ってくると思います。

知人のフランス人の多くは左派で移民に対して寛大的でありながらも、日本人や欧米人など教養がある国出身者とは独力次第で共存が可能だが、イスラム系の移民など人権が守られていないような国出身者はどうも…無理じゃないか…と悲観的な意見が多いように思えます。実際に、フランスの永住権をとるにあたっても、前者か後者かでは審査の内容がかなり違ってくると思います。それだけ政府も「気をつけて」移民の選択をしています。

フランスにおける移民の問題の1つとして、「偽装結婚」があります。金銭も仕事のあてもないのに、母国から大勢の家族や親せきを連れてくる。とりあえず、子どもを小学校に在籍させる。それによって偽装結婚がいづればれたとしても、強制送還は免れる。でも、サルコジになってからは、子どもも強制的に学校から追い出されています。そして、教育を受けれない子どもが増える。そんな子どもたちは暇を持て余しているのか、他人のマンションの頑丈なドアを蹴りあけ侵入、または、屋根の上をつたってマンションへ侵入。以前、道路に横たわって交通妨害して楽しんでいる子どもたちをフランス人が指摘し、「兄貴たちを呼んでくる」といって、しばらくしたら、本当に兄貴たちがきて、大乱闘になったのをみました。恐ろしいです。
ただ、日本と違って、フランスは、警察・軍隊の力が強いので、大乱闘になったとしても、ものの5分で、ガタイのいい警察官4-5人が銃をもってかけつけてくれます。

日本は、周辺の反日教育を受けている国々からの移民を受け入れる前に、いかなる外国人であっても、どんな法律を犯したとしても、強制送還できないというバカげた法律をまずは改正してほしいと思います。

フランスでのアラブ系移民に対する偏見は強いです。フランスで生まれ育っていたとしても、アラブ系の場合は、アラブ系だということを悟られると就職の際に響くので、名前をアラブ系に絶対にしないらしいです。

Sophieさんのように研究員として入国するのは、フランス人と結婚するより簡単なはずです。学歴社会であって文化を重んじるフランスにおいて、自分は「日本人」そして「研究職」(高学歴)、というだけで、印象はスバ抜けて良いのではないでしょうか?
日本においても、上層階級、知識人を移民として受け入れるのは大歓迎です。

匿名 さんのコメント...

在仏3年と少し。
移民政策が成功しつつあるというような認識は、あまり社会の底辺層の人との交わる機会がないからこそいえる実際を知らない人の意見だと思います。

私の友人のアルジェリア人の家政婦は、私は新世代の奴隷よ、と言っていました。彼女たちはフランス社会の不平等とゆがんだ文化寛容を感じながら生きています。この感情から移民のフランス市民が抜け出せないかぎり、私は移民政策の成功なんて彼女たちの前では口が裂けても言えません。


あなたが研究所でエリートたちと交わり、EUという大きな枠でプロジェクトに取り組み、週末は日本人と花見をしたりしながら感じたフランスの移民社会への感じ方はお偉いさんがカップラーメンの値段をぴったりはしらないけれど、安いことは知っているのと似て、だいぶ当事者たちの感覚とずれていると思います。

そのようなずれを自覚していることを前提とあなたが何を持って移民政策を成功というと考えているのかが提示されていないところが少し残念です。


フランスの異文化への寛容さはもともと地理的、歴史的に日本とはまったく違う理由からすでに常態化しているもので、異文化への寛容さ=移民政策成功ではありません。

移民政策は一時的な経済効果だけで安易に採択されてはいけません。

Wingard さんのコメント...

で、フランスではいよいよ、不法滞在しているロマ人を強制送還し始めましたが、
「フランスの移民政策は成功しつつある」
という認識をお持ちのSophie様はこの件に関してどうお考えなのでしょうか。

「文化が混ざり合ってできた国」
→混ざり合えませんでしたね。

「問題はたくさんありますが、成功するまでの過程に過ぎない」
→つまり「移民排除」も「成功への過程」ということですか。

「フランスほど上手くできないから」
→「フランスですら上手くできなかったから」に変えないといけませんね。

是非とも今回の件に関して、新たなご意見をお伺いしたいものです。

mm さんのコメント...

フランス在住です。
私は結婚を機にフランス移住しましたが、このまま住み続けられるだろうかと懐疑的でおります。
なぜなら、移民問題の根深さをしりつつあるからに他なりません。

フランスの移民政策が成功していると思えるのは、一体どうしてでしょう。生活保護申請、シテ(貧困地域)、またはわたしが現在、移民局から指定された語学学校へ通っていますが、彼女彼らの実態を御存知なのかと。酷いものですよ。

フランスが抱える問題のひとつは、移民自身がフランスに移住しているという認識の欠如が摩擦を引き起こしているのだと思います。そもそもライシテなど理解できていません。一緒に勉強してみて痛感したのは、用紙=回答をひきだすために質問を理解し、自分の力で考えようとする姿勢がありません。考えるとは私たち日本人は当たり前過ぎて想像できないかもしれませんが、考えられないとは、他者の発言、立場も想像できないことを指します。フランスが同化政策を強行する理由も理解できますが、彼女彼らにとって自身の問題として受け止めているのは皆無です。現実はおしゃることと真逆だと思われます。

わたしもわたしの知人フランス人も皆、移民と関わることで移民に嫌悪感を抱くようになりました。たまたまそのような移民が多かったとは思えない理由も確かに存在しています。

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