2009年5月30日

格安航空券と電車で欧州をまわる


Venice, Italy
パリも暖かくなってきて、夏のヴァカンスのための予定を考える時期です。旅をするとホテル代もかさむので安くいろいろなところをまわりたいなと思います。こういった時には、ある都市への往復チケットを買うのではなく、行きと帰りを別々に違う都市から発着した方が効率的に都市をまわれます。つまり、パリ→ミラノのチケットとピサ→パリのチケットを買っておいて、旅先でミラノからピサへ移動する途中でいろいろな都市をまわっていくという方法です。

大手の航空会社は往復でチケットを買った方が安く済む場合が多いのですが、RyanairEasyJetClickairといった格安航空を提供している会社のチケットは片道でも往復でもかなり安いのです。こういった会社は、時期によってパリ→ミラノのチケットを5ユーロで提供したりしています。なんという価格破壊。パリ郊外からパリに出るのと同じ価格でパリからミラノに行けてしまうのです。どの時期にどの都市からどの都市へのチケットが安いのか調べるのに便利なサイトがあります。チケットの比較サイトで、BravoFlyeDreamsです(どちらも検索は無料で、チケットを購入すると手数料は10ユーロぐらい)。

オススメはBravoFlyです。これだと、先に行きたい都市を決めていなくとも「7月か8月にパリからイタリア、オーストリアあたりで安く行けるところないかな」と探すことが出来ます。旅行する時期に自由が利く学生には最高のサービスです。つまりこのサービスでは行く先の都市を指定しないで、だいたいのエリアを指定できるのです。安く行ける都市が行きたい都市とは違ったとしても、都市間は電車で移動すれば両方観光できてお得です。上の条件をココで指定してみたのがこれです。7月4日と7日にはパリ→ミラノが10ユーロで行けるみたいです。詳しく見てみると現在は5ユーロのもありました。

さくっとシミュレーションしてみるとこんな感じ。

パリ
↓  7月7日(飛行機:Ryanair、5ユーロ)
ミラノ
↓  7月8日(電車:Trenitalia、25ユーロ)
ヴェネチア
↓ 7月9日(電車: Trenitalia、25ユーロ)
フィレンツェ
↓ 7月10日(電車: Trenitalia、5ユーロ)
ピサ
↓ 7月11日(飛行機: Ryanair、27ユーロ)
パリ


View イタリア旅行シミュレーション in a larger map

パリからイタリア4都市をまわる4泊5日の旅行の移動費は約90ユーロです。イタリアの鉄道料金はTrenitaliaで調べられます(フランスの場合はSNCFのサイトで調べられます)。ヨーロッパ各都市間の主な所要時間をまとめた地図がInterRailsにありました。旅の予定を立てるのに重宝しそうです。

参照:http://www.interrailnet.com/interrail-travel-times

格安航空券を利用する際の注意として、まずマイナーな空港が使われることがあるということがあります。パリでいうとシャルルドゴールやオルリー空港といった有名どころ以外のBeauvais-tille airportが使われることがあります。また、荷物を積み込むのに重量に応じた追加料金がかかります(持ち込みの手荷物は無料)。さらに機内食やドリンクは有料になります。格安航空券は、従来は元からチケット料金に組み込まれていたサービスを、オプションにしたことでコストカットしているので、しょうがないですね。

行きたい都市のチケットが高かった場合に近くの都市を利用して安く旅したり、経由地を増やしてまわる箇所を増やしたりいろいろ考えるのは楽しいですね。もっといい方法を知っている方がいらっしゃったらぜひ教えてください。それでは、良い休暇を。Bonnes vacances!

2 comments:

花園 祐 さんのコメント...

 どうもご無沙汰です。
 今日友人と会ってきたらその友人もSophieさんのブログがいつも面白くて読んでいると誉めていたのですが、その際に、フランス革命など前からフランス人は理想が高すぎて足元が見えていないような印象があるけど、本当のところはどうなんだろうかという話になりました。なにかSophieさんがこの点について感じるような印象があれば教えてください。

Madeleine Sophie さんのコメント...

花園さん、こちらこそご無沙汰しています。

日本を良く知るフランス人が日本人のことをpragmatique(プラグマチック、実用主義的)だって言っていました。僕は反論として、フランス人は論理/理論好きだって返しましたよ。

日本人はよく考えないで問題を解決しようとするから、解決法に論理的な必然性が感じられない。フランス人は解決用を論理的に考えるけど、実際の問題は永遠に解決しないという気がします。

↓このエントリはこの辺りの機微を書きたかったので、見てみてください。ブログを始めた翌日のエントリですね。今見るとあまりうまく書けてませんが。
フランスの日々: なぜフランスに留学するのか:考え方の差異

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