On Off and Beyond: 海外で勉強して働こうつまり日本はもうダメだから日本脱出が最良の道と言う主張です。悲観論を求めるのは日本人の特性なのかなと思うので(→「日本人はなぜ悲観論が好きか」)、またかと思いましたが、この上記のエントリは同じく海外在住の著者の意見なのでこのエントリで扱ってみようと思います。
これまでずっとなるべく言わないようにしていたのだが、もう平たく/明快に言うことにしました。
1)日本はもう立ち直れないと思う。
だから、
2)海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。
これまでは、1)は言わずに、2)だけ言ってきた。
2009年4月30日
日本はもうダメだ論と日本の優秀な人材
最近、立て続けに日本はもうダメだというエントリを見ました。特にすごかったのが、これです。
2009年4月23日
[書評] 名将たちの戦争学

過去と現在の著名な軍人の名言から戦争を説明した本でした。著者は防衛大学卒で軍人としてのキャリアを歩んだことも会って、軍人の視点から物事を考えているという感じがしました。具体的には、「5章、法を破って戦争に勝った英国の提督たち(p. 129)」や、「おわりに、強いことはいいことだ (p. 203)」といったところです。法を破って戦争に勝つことの意味や、すべての国が強いこと求め続けた結果、何が起こるのかということの想像力が、欠けているように感じてしまいます。もちろん、そういった視点を持つことは軍人の職務には必要なく、戦争に必要な知識を豊富に持っている著者がその考えを著してくれたことには意味を感じます。著者は戦争には詳しくても、より高次の視点が欠けているように感じたのは、前回書評した「[書評] 新・戦争学」でも一緒でした。政治家が戦争に口出すとろくなことが無く軍人が判断すべきと書かれており、それに対する自分の意見を述べさせていただきました。
2009年4月19日
2009年4月10日
他人に英語をしゃべってもらうのは大変
通信分野の日本人研究者とフランス人研究者が関わりあう中で、多くの場合会話は英語です。発表される論文は英語で書かれ、英語がスタンダードとなっている研究分野では当然だと思います。英語さえできれば、共同作業は簡単だと思われがちですが、そうではありませんでした。日本で3年間、フランスで2年間、フランス人の研究者と共に働いてきた経験から、他人の話す言語を変えるのは大変だったということを書いていこうと思います。
2009年4月3日
フランス人の議論を信頼する
フランスから来るニュースを見て、「フランス人ってバカでナマケモノだな〜」と思っている人はいませんか?そう思うかはともかくとして、日本から見るとそういうように見えることがあると思います。例えば、26歳以下の労働者を理由無く解雇できるようにして、雇用を促進し、若者の失業の柱にしようとした初期雇用計画(CPE)から発展した暴動の時のことです。”フランスの失業率は現在約10%であり、特に若年層の失業率はその倍の20%を上回る。(参照)”という状況で、当時の政府は非常の手段をもって失業対策にあたるつもりでこの法律を制定したのでした。そして、それを暴れ狂う学生たちに潰されました。
2009年4月2日
2009年3月のトップエントリ
ブログを初めて今日で1周年です。ブログのエントリ数は200を突破したということで、2日に1回以上は書いていた計算になります。また、一番多いエントリは書評で50エントリになりました。とはいえ、3月は本業の学業の方で2回の山場があって、トップエントリの紹介を含めて過去最低を更新する4エントリだけとなりました。
それでも、アクセスの方は意外にも約27000PVと過去最高を更新しました。アクセスが特別に多かった1日(2800PV)でのあったためです。また、フランスでの漫画の人気を紹介したエントリがアクセスの多いサイトに紹介されたこともアクセスが増えた理由のようです。
今月のアクセス数の上位10のエントリです。コメントをいただいた方、見てくれている方、ありがとうございました。これからも、このブログをよろしくお願いします。
それでも、アクセスの方は意外にも約27000PVと過去最高を更新しました。アクセスが特別に多かった1日(2800PV)でのあったためです。また、フランスでの漫画の人気を紹介したエントリがアクセスの多いサイトに紹介されたこともアクセスが増えた理由のようです。
今月のアクセス数の上位10のエントリです。コメントをいただいた方、見てくれている方、ありがとうございました。これからも、このブログをよろしくお願いします。
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