2008年10月29日

日本は人員超過である(Le Japon)


Versailles, France
仏語本「Le Japon 固定観念」の「日本は人員超過である」という固定観念に関する章を読んでみました。

日本の人口と、人口密度に関することが書かれていました。まず、固定観念では日本の国土は小さいというものがありますが、実は海洋面積まで入れると大きな国だと言うふうに書かれています。

2008年10月25日

[書評] 非属の才能

非属の才能 (光文社新書 328)
『Bバージン』や『ゼブラーマン』で有名な漫画家、山田玲司氏による「みんなと同じはもうやめよう」という本です。 どこかに属さなければいけないと思いがちになる日本社会で、属さなくても良いと言ってくれる(属さない方が良い)本書は心地よく響くはずです。漫画家である著者は、おそらくいろいろなところで普通じゃなくて、属さない人です。そこでつらくなった時にどうしていたかというと、自分の中で勝手に尊敬する人の声を聞くそうです。

2008年10月24日

マンガとバンド・デシネ(B.D.、フランスのマンガ)


Nice, France
このエントリでは前のエントリで書いたパリのバーで会った、「俺は海賊だ〜、俺たちは仲間だ」と言って来た学生から聞いた話を紹介しようと思います。この学生は日本のマンガとフランスのバンド・デシネをこよなく愛する学生でした。ちなみに彼のいち押しのバンド・デシネは『LA CASTE DES META-BARONS(メタバロンのカースト制度)』だそうです。

2008年10月23日

[まとめ] フランスと海外のマンガ人気


Paris, France
フランスに初めて来た時に、レンヌに漫画の店があってビックリしたことがあります。それからしばらくして別に驚くことではなかったと気づきました。何しろ若いフランス人は漫画が好きで、いろいろなところで漫画が読まれています。

2008年10月22日

フランスでのマンガ人気が日本でも認知されてきた


Paris, France
フランス人のマンガ好きは日本でも紹介されることが増えて来ているようです。「フランスのマンガ人気」のエントリではJapan expo in Parisが日本のテレビに取り上げられたり、「「20世紀少年」ルーブル美術館で会見」のエントリの会見の様子もテレビで紹介されたそうです。そして今度は、秋葉原のお祭りで「フランスでの日本マンガ事情をテーマにしたシンポジウム」が開かれたそうです。

2008年10月20日

Googleストリートビューにフランスの六都市が加わる

Nice, France
Google Mapsのストリート ビューがパリに対応」のエントリの時には、ツールドフランスのコースだけが対応していましたが、10月20日よりフランス全域の大都市がカバーされました。
Google Japan Blog: フランスの街並を楽しもう!
今年のはじめ、ヨーロッパにおける最初のストリートビューの対象として、ツールドフランスのルートである 21 ステージを紹介し、フランスの Google マップユーザーだけではなく、世界中のサイクリングファンに好評を博しました。そして今、フランスの中心である 6 つの都市(パリ、リヨン、リール、マルセイユ、ニース、トゥールーズ)が新たに加わったことに興奮しています。

[書評] パリに生きた科学者 湯浅年子

パリに生きた科学者 湯浅年子 (岩波ジュニア新書)1939年、30歳にしてパリに旅立って、研究を続けた科学者の生涯を描いた本です。科学者を取り巻く状況が、当時と今はまったく違う様相で驚きます。まず、フランスへの渡航は船でした。インド洋を抜け、スエズ運河を抜けてからマルセイユ経由でパリにやってきます。簡単に帰国できない日本に病気の父親をおいて来た覚悟は今とは違うものでしょう。また、時代は第二次世界大戦まっただ中です。パリでの研究を開始した年子の幸福な日々は、たった3週間後にパリが陥落することで終わりを告げます。この時の、年子の研究に掛ける執念は凄まじいものでした。まさに命をかけて研究している姿は、劇的です。
「ここで研究できずに日を過ごすのは大変つらいことです。たとえパリの研究所で爆弾の下に死ぬとも悔いないから、どうかよびもどしてください。」...(略)...「あなたの安全を思って避難をすすめたが、あなたが爆弾が落ちて死のうともかまわない覚悟なら、一緒に死にましょう。」年子は涙をこらえるのに必死であった。(P.33-34)

2008年10月17日

博士課程に進む意義


Paris, France
[書評] 高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院」のエントリの続きです。「本書は、博士課程に進む学生が読むと憂鬱になるタイプの本だと思いますが、僕は逆にやっぱり博士課程に進学してよかったなと思いました。」の理由について書いていこうと思います。まず、僕自身が工学の博士課程に在籍しているので、それに工学の博士課程の状況に偏ると思いますが、思ったことを書いていきます。

2008年10月16日

[書評] 高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院

高学歴ワーキングプア  「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)
博士課程に進んだ学生がどのような過酷な条件に置かれることになるのか解説されている本です。タイトルから分かる通り、博士号についての利点・不利益を検証する本ではなく、もっぱら負の側面を解説した本と言えます。ネット上に同じようなテーマのウェブサイトがあります→「創作童話 博士が100人いる村」。

2008年10月12日

フランス人から見た日本特集『Un oeil sur la planète: Japon : le reveil du sumo ?』(2/2)


Strasbourg, France
フランス人から見た日本特集『Un oeil sur la planète: Japon : le reveil du sumo ?』(1/2)の続きです。公式サイトで見れる動画はフランス語なので、フランス語が分からないとつらいのですが、mixiで概要をレポートしてくれている人がいました(mixiのアカウントを持っていないと見れません)。感謝です→[mixi] パリ | フランス人から見た日本人と日本特集 (先端技術、漫画、日沈む国日本?)。このトピックの著者に同意を頂いたので、転載します。

フランス人から見た日本特集『Un oeil sur la planète: Japon : le reveil du sumo ?』(1/2)


Paris, France
2008年7月16日、France 2というテレビ局で、2時間30分にわたる日本に関するドキュメンタリーが放映されたそうです。『Un oeil sur la planète(世界に目を)』という番組の第21回目の放送で、タイトルは『 Japon : le reveil du sumo ?(日本:相撲の目覚め)』というものでした。

上のリンクから全編が見れる太っ腹ぶりです。興味のある方はぜひ見て見てみてください。サイトを翻訳したものを以下に置いておきます。

2008年10月11日

日本とフランスにおける文化による外交


Saint-Malo, France
フランスの日々:英語の浸食からの言語防衛に見る日本とフランス」には、「言語侵略からの防衛に余念がないフランスと、危機感のない日本ですが、おそらく英語浸食がより進んでいないのは日本だと感じます。」と書きました。これと似たような構図なのが、日本とフランスの文化による外交にも現れているような気がします。

2008年10月10日

[書評] アメリカもアジアも欧州に敵わない―「脱米入欧」のススメ

アメリカもアジアも欧州に敵わない―「脱米入欧」のススメ (祥伝社新書)
この本は、「複雑な歴史の上に成立したヨーロッパ諸国の知恵を借りた方が良い」という著者の意見について書かれているもののはずです。プロローグとエピローグでそう書かれていたので、間違いないと思います。しかし、その他は、ヨーロッパの歴史、文化、グルメ、言語などについて著者の知識が広く披露されているというだけに見えました。プロローグに以下のように書かれているのが、それに当たるようです。

2008年10月8日

パリ国立高等鉱業学校による職業人の大学ランキング


Paris, France
パリ国立高等鉱業学校が提案している、職業人を基準とした大学ランキングの2008年度版が公開されました(英文)(仏文)。パリ国立高等鉱業学校とは、フランスのグランゼコールで常に上位にランクされる学校です→技術系のグランゼコール。結果は東京大学が一位で、日本の大学が大健闘しています。

2008年10月7日

「サムライの復讐」=金融危機で仏紙


Paris, France
ル・モンド紙の「サムライの復讐」と題された社説が時事通信で紹介されヤフーニュースのヘッドラインにも掲載されました。社説の要約のような記事でしたが、全文を転載します。

2008年10月6日

[書評] BRICs 新興する大国と日本

BRICs 新興する大国と日本 (平凡社新書)成長著しいBRICsについて2006年6月に書かれた解説書です。日々成長しているBRICsについては今から2年以上前の紙媒体の情報を読むよりも、wikipediaのBRICsを読むなど、更新されている情報を読んだ方が良いと思います。とはいえ、これだけの分量まとめて体系的に書かれているものは、必要な人には多少古くとも読む価値があります。BRICsが備える成長のエンジンは次の4つだと示されています。

2008年10月4日

中国人が中国共産党へ対する3タイプの考え方


Shanghai, China
中国と中国人は多様で、とても一括りに出来るものではありませんが、僕がこれまでに接した中国人が中国共産党にいだいていた思いを3つのタイプに分けてみようと思います。「「レッテル貼り」に貼られたレッテル」にも書いた通り、レッテルを貼ることによる思考停止がもたらす利点を享受できたらと思います。サンプルはフランスに研究や技術を学びに来ている中国人で、20代の若者です。あまり過信せず、数ある中国情報の中の一つとして気楽に見てもらえると助かります。とは言っても、それほど複雑なものではありません。3つのタイプとは「1. 中国共産党バンザイ」、「2. 中国共産党は倒れるべき」、「3. 中国共産党を容認」です。

2008年10月2日

[書評] 新・戦争学

新・戦争学 (文春新書)
本書は過去の戦争の推移と軍事理論とあわせて解説している歴史書として読めます。日本では自分たちの世代はおろか、親の世代ですら戦争を知らない世代となっています。自衛隊も戦後60余年、戦闘には一発の銃弾も使用していないそうです(参照)。核戦争の恐怖から、もう大規模な戦争は起こらないと考えている人が多い気がします。もし起こっても日本から遠い地域の局地戦だと考えるでしょう。本書には、戦争が起きる理由として、以下のように書かれています。

2008年10月1日

2008月9月のトップエントリ


Paris, France
今月は過去最低タイの16エントリの投稿だったにもかかわらず、過去最高の約12,780ページビューを記録しました。

九月は自民党総裁選と麻生首相の誕生があり、関連のエントリがよく見られていました。人気のエントリでは、11位まで入れると麻生氏の著書の書評とあわせて3つ麻生氏関連のエントリがランクインしました。

また、先月はグーグルランクが2になったのを確認しましたが、今月は早くも3になっていました。これからはそう簡単には上がらないとは思いますが、がんばっていこうと思います。これからもこのブログをよろしくお願いします。

今月の人気のエントリーをまとめておきます。
  1. フランス語の勉強の仕方(まとめ)
  2. 「20世紀少年」ルーブル美術館で会見、フランスでも大人気!
  3. 世界にいい影響を与える国:ニッポン
  4. 麻生太郎はフランスでどのように報道されているか (1/2)
  5. 麻生太郎はフランスでどのように報道されているか (2/2)
  6. フランス語の勉強の仕方
  7. 国民総かっこよさ(Gross National Cool)とは
  8. 技術系のグランゼコール
  9. [まとめ] フランス留学のススメ
  10. なぜフランスに留学するのか:フランスの教育
  11. [書評] とてつもない日本