また、今月は8ヶ月目にしてやっと、このブログを開設した動機である「[まとめ] フランス留学のススメ」を書き終えました。このブログは、日本からフランスに留学している理系の学生が少ないのは、フランスに留学に来る利点が正しく伝わっていないからじゃないかと思いたって書き始めました。普通の研究者、技術者になりたい学生は日本の大学に残るか、アメリカに留学すると思います。日米の関係は日本にとって最重要で、しかもアメリカは世界の頭脳が集まる最も技術レベルの高い国として認められているので当然のことだと思います。また、加えて、フランスには日本人にとって言語的な問題もあります。

世界は多様な思想、文化の協調路線へと進む中で、日本の技術者が日本またはアメリカで学んだものばかりになることは、日本にとっては好ましくありません。チームの構成員が皆同じ能力を持っていることが重視された時代が終わり、チームの中で他人と異なった能力を持つものが重宝される時代が来ます。日本においては不足しがちな、フランスひいてはEU加盟国で学ぶ学生の重要度が上がっていくと考えられます。
自分の経験から、新しい言語の習得は何とかなることや、異国での生活も何とかなるんだと言うことを他人から学んできました。僕自身、他人の行動に勇気づけられて、フランスに留学にやってきたと言っても過言ではありません。その経緯を今月ついに書くことが出来ました→「他人のポジティブな行動が自分のポジティブな行動を引き出す」。
このブログの動機が明らかになったところで、このブログのタイトル、URL、著者名に込められた思いを語っておこうと思います。ブログに書きたい内容が決まったのに、最初に決めなければならないものがいくつもあったので、タイトル、URL、著者名と後でも変えられると思い、それほど考えずにつけました。「フランスの日々」はそのまま考えなしにつけましたし、URLはそのフランス語訳です。『Mes etudes en france(メ ゼチュッド オン フランス)』と読みます。また、名前は誕生日である5月25日の聖人(Sainte Madeleine-Sophie Barat)の名前を頂いています。こちらのサイトで確認してつけました→「Nominis - Saints, Fêtes et Prénoms du 25 mai」。普通の日本人なのに西洋風の名前を付けるなんてかぶれてるとか思われそうなので変えてもいいのですが、代わりも見つからないので今のところ、全て最初に決めたままになっています。これからもこのブログをよろしくお願いします。
今月のアクセス数の上位10のエントリです。
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