2008年10月29日

日本は人員超過である(Le Japon)


Versailles, France
仏語本「Le Japon 固定観念」の「日本は人員超過である」という固定観念に関する章を読んでみました。

日本の人口と、人口密度に関することが書かれていました。まず、固定観念では日本の国土は小さいというものがありますが、実は海洋面積まで入れると大きな国だと言うふうに書かれています。
国土の面積では世界第50位から、日本はトータルの面積で世界第6位に上がる。別にいいかえると、大きな国である。日本が強国であることは驚きではない。
Du 50e rang mondial en surface terrestre, le Japon arrive donc au 6e rang en surface totale. Autrement dit, il s'agit d'un grand pays. Ce n'est pas une surprise s'il s'agit aussi d'une grande puissance. (P.54)
トータルの面積が大きいと国力も大きいというのもどうかと思い、調べてみると領土の大きさが関係するらしいモデルもありました。
国力 - Wikipedia
国力=((基本指標:人口+領土)+経済力+軍事力)×(戦略目的+国家意思)
次に、人口密度の高さを日本人の礼儀正しさの理由としている部分がありました。曰く、日本人は見ず知らずの人でも電車の中や狭い場所でも、突き飛ばさないように細心の注意を払うとあります。
礼儀正しさ、弁論術の象徴的な表現である本音と建前は、密度の高いこのような集団的生活のために欠かせないものである。
La politesse, expression emblématique de la dialectique tatemae-honne (la façade et le coeur), est indispensable pour permettre cette vie collective dense. (p.55)
日本とフランスで笑みに関することで、違いを感じることがあります。フランスではあまり不必要に笑みを作ると気持ち悪がられるか、真面目にしゃべってないか、バカにされていると感じさせてしまうことがあります。このことは、なんと1585年にすでに書かれていたことだったそうです。本書ではやはりヨーロッパ視点ですが、言っていることは同じようです。
これは、すでにルイ・フロワが聡明にも1585年にすでに理解していたことである:「我々においては、うわべの笑みは偽善的だと受け取られるが、日本においてはそれは上品の特徴と良い性質である。
C'est ce qu'avait déjà compris Luis Frois avec sagacité en 1585: « Chez nous, un rire feint est tenu pour hypocrite; au Japon, c'est une marque d'élégance et de bonne disposition ». (P.58)

6 comments:

花園 祐 さんのコメント...

 逆に中国ではサービス精神という感覚が若い人ならともかく、中年に至るとほとんど見られず、笑顔を見せることがほとんどありませんでしたね。ただそれはそれで質実剛健な感じがするので、私みたいに表情が硬い人間にはそういった国の方がありがたいです。

Madeleine Sophie さんのコメント...

なるほど。アジア的な文化なのではなくて、笑顔は日本の文化なのかもしれませんね。花園さんはフランスに来られるといいかもしれませんね。僕は、最初の頃は無駄に笑顔を作りすぎていたと思います。

花園 祐 さんのコメント...

 ブログのコメント上で失礼しますが、もしよければSophieさんのブログと私のブログである「陽月秘話」に相互リンクを結ばせていただけないでしょうか。
 当初は孤高を貫くブログでやってこうと思っていたのですが、最近リンクを結んでいるほかのページがだんだんとうらやましくなり、また私のブログの閲覧者の方にもぜひSophieさんの記事を読んでもらいたいと思い前々から計画していました。

 途中で嫌になったらいつでもリンクを切ってくれても構わないので、もしよろしければお願いします。

Madeleine Sophie さんのコメント...

花園さん、「陽月秘話」は毎日興味深く読ませてもらっています。おそらく、このブログの読者とも興味が合うと思います。リンクし合うのはいい考えかも知れないですね。

このブログの右側はすでにゴチャゴチャしてしまっているので、あまりそちらのサイトには誘導できなさそうで申し訳ないですが...それより、興味深い指摘をされているエントリをコチラで独立のエントリを立てて紹介させていただこうかと考えていました。「文化大革命とは」の14エントリは多くの人に読んでもらいたいエントリです。近いうちに独立のエントリを立てて紹介させていただこうかと思います。

花園 祐 さんのコメント...

 ご返答、ありがとうございます。早速私のブログではリンクを貼らせていただきました。
 無理に私のブログのためにリンク欄を作らなくとも構わないので、どうかお気になさらないでください。今後も、よろしくお願いします。

Madeleine Sophie さんのコメント...

花園さん、リンクありがとうございます。近いうちに個別エントリを立てさせていただきますね。また、興味深いエントリは逐一紹介させていただこうと思います。

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