2008年6月14日

言語習得の時間的な目安


Paris, France
最近1ヶ月ぐらい、何となくフランス語の勉強に身が入らなくなっていたのを感じてました。それでも、「フランス語の勉強の仕方(まとめ)」でまとめたような一日の分量は欠かさずやっていますが、上達が感じにくくなっているのです。フランスに住み始めて1年が過ぎ、だいたいの日常会話に支障が無くなったためや、話せることが当然になってしまったことなどがありました。いわゆる中だるみというやつだと思います。

そんなとき、「英語で4年、フランス語だと何年必要? - ヨーロッパご飯作り日記 」を見て、目指すフランス語の能力は、もっとずっと先にあることを思い出したので、やらなきゃという気持ちが強くなってきました。以下の部分が心に残りました。
大人の場合だと、英語ができるようになるまで大体、3,000から4,000時間の学習が必要。つまり、3時間の勉強を毎日して、1,000日から1,300日。毎日勉強しても4年は必要ってことだ。休みとか入れたら6年ぐらいになるだろう。
今のところ、朝出勤前に3時間フランス語を勉強することにしているのですが、このペースでは1年で約1000時間だったことになります。日常会話は問題ありませんが、細かいところはボロだらけだということは気づいていました。このまま朝少しずつ勉強していれば、少しずつ上達するんじゃないかと余裕を持って、このところ少しペースを落としていたような気がします。3年6ヶ月の留学期間で4000時間を勉強しようと思えば、1日3時間は必要最小限だということが分かります。ちょっとぐらいフランス語で困らなくなったからといって満足して、ペースを落としている場合ではありませんでした。

上記の日記で書かれていた時間的な目安は、「 「継続的かつ量的な英語経験」が成否をわける重要なポイントです」でも確認が取れました。
着実に力をつけている人は毎日継続的に数時間単位、年間の累計にすれば数百から数千時間に及ぶたくさんの英語に接 しています。ひとつの目安として1日3時間で年間約1,000時間強の英語経験(学習)量になります。年に1,000時間程度でさえも国内では特別な環境 に身を置かない限り、自己学習活動を主体とした英語経験 (訓練)学習の積み重ねという自助努力ぬきにはなすことのできない量なのです。意識せずとも英語と関わる機会をふんだんに持てる環境にある方はよいのですが、そうでない方は自らその機会を求め工夫しなければいけません。
「英語学習の構造:どれくらいの学習時間で英語能力は伸びるか[PDF]」では、アメリカ人が日本語のサバイバル言語レベルに到達するのに480時間(1日3時間で5ヶ月強)、ネイティブレベルになるのが2400時間〜2780時間(1日3時間で2年半)となっています。サバイバルレベルはTOEICでいう400点、ネイティブレベルはTOIECでいう900点だそうです。被験者はアメリカ国務省のエリート官僚だそうです。被験者がアメリカのエリート官僚という点を考慮すれば、日本の一般人に換算すると時間をもう少し多く見積もるべきかも知れませんが、アメリカ人が日本語を覚えるのは、日本人が英語を覚えるよりも難しいはずです。よって、この数字は日本の一般人が英語を学習する時の目安として適していると思います。

関連:
フランス語の勉強の仕方(まとめ)

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